櫻井徳太郎賞
櫻井徳太郎賞の授賞式に参加してきました。櫻井徳太郎先生は元駒澤大学学長であり、板橋区在住の区民でした。前区長の要請で全国に発信する民俗学の賞を板橋区で実施することになり、今年で第11回を迎えます。全国応募総数は264編でそのうち小中学生の部は229編です。
本年の大賞受賞者は
遠野文化研究センターに勤務されている方で東北地方の畑の神について論文を寄せられた。大賞の懸賞金は30万で、後日には歴史民俗研究で刊行されるそうです。
いかに郷土を愛する教育事業に板橋区が取り組んでいるかがわかる、隠れた意義の大きい事業です。
最後に挨拶された審査委員の代表の方が、この年まで長生きして良かった。小中高校生の素晴らしい研究内容に私も教えられたと挨拶をされ、特に有徳高校の女子高生二人が研究した「旧下練馬村の半檀家制について」の論文を絶賛された。
この論文はお寺に残る戒名とお墓から実態調査を行い、当時のお寺と檀家の関係を整理し、通説についても疑問点を洗いだしているそうだ。大変な力作です。
ちなみに有徳高校は私の地域の高校で、授賞された高校生は私の同僚議員が良く知っている地域の方だそうだ。
無料塾
午後からは地元徳丸小の無料塾を見学させていただきました。今日の受講者は4名。終わり間際に一人遅れてきました。
教材は算数のフィードバック学習です。フィードバック学習とは振り返り学習といい、自分が苦手で、つまずいてわからなくなっている箇所をテストで発見し、わからなくなっている箇所をわかるようにフォローアップする学習教材です。板橋区はこのテキスト教材を予算をかけて導入しています。
徳丸小ではそれを一歩進めて、アイキッズのコマの中で、週一回、大学生のボランティアの協力を得て無料塾を実施しています。
2学期からはじめて、前の一年分は終了し、現在の授業分まで学習を進めています。
講師は格好いい教員志望の地元大東文化大の大学生。交通費のみのボランティアで週一回教えに来てくれます。児童に教える経験を積みたいとのこと。皆、素直で志が素晴らしい。
児童も講師も一生懸命です。マンツーマンで、わかるまで、丁寧に勉強しています。わかったところまでスタンプを押して、楽しく学んでいます。
終了後、大学生達に素晴らしい教員になって欲しいとエールを送らせて頂いた。こういった青年達と出会えるのも区議会議員としての大きなよろこびです!またこの無料塾を板橋区の全ての小学校で、実施できるように頑張って参ります。
文教児童委員会
本日の午前中は文教児童委員会で、改築した板橋第3中学を視察しました。設計、解体、改築費用が30億2400万円の他仮校舎に6200万と備品類で2900万かかっています。この学校の特長は地域の災害拠点として、体育館と校庭と給食室が連携して近くに整備しています。また学習環境も素晴らしく、快適に学習できるように、設計されています。記念の桜を残した工事も大変に工夫されています。
肢体不自由児父母の会が主催する新成人を祝う会
肢体不自由児父母の会が主催する新成人を祝う会合では大学の先輩の橘都議会議員が祝辞を述べた。
その中で、東京都が障がいをもつかた対象にヘルプカードを作成したことを紹介。ヘルプカードは障がいをもつかたが所持し、自分が困っていることを伝えれない時にそれを見せて周りの協力を得ることができるそうだ。