板橋区の政策
重点政策として、150名の心の健康サポーターの養成を目指すと書かれています♪
心の健康セミナー
一昨日は午後から、板橋区役所において、板橋区議会公明会派の勉強会として、心の健康セミナーを開催しました。
講師にNPOきぼうの虹理事長の中村博保さんをお招きして、うつ病等の心の病に対する理解を深めました。
以前はうつ病に対する医療の規程が曖昧であったため、あまり深く認識されていませんでしたが、この規程により、うつ病と診断される方が、飛躍的増加するという弊害も指摘されています。
昨日のセミナーでは認知行動療法の重要性も紹介されました。人は誰でも人生の中で最大のピンチを迎える...ことがあり、それが引き金となって、人と会うことが苦痛になり、引きこもりや、うつになって行くそうです。
そしてその時に、このピンチは今までの中でどれくらいのピンチなのか自問して比較し、今まで最大のピンチより軽いものだと自覚すれば、症状は良くなって行くそうです。
自分の自覚によって立ち上がれるようにサポートしていくのが、認知行動療法で、そしてこの療法に保険適用を可能にしたのが、公明党の実績だそうです。
あと過剰な薬物治療の弊害も教えて頂きました。うつの治療薬の副作用に「自殺」と示されている薬もあるそうです。
うつ病は認知症と同じように、まだまだ正しい理解が深まっていません。対応がわかれば、いたずらに不安になることなく、重症化や自殺も防げるそうです。そういう意味で、心の健康のサポーターの設置が重要です。板橋区の重点政策をチェックしていたら、心の病に対するアプローチが重要だと書かれてあった。
2月の一般質問ではサポーターの設置について聞いてみようと思う。大変に勉強になった一日でした！
急いで耳鼻科に行ってきました！
いつも15日の成人式が終わったころ喉と鼻をやられて風邪になるのですが、今年は2週間早い31日の夜に突然咳が止まらなくなり、楽しみにしていたお酒もそこそこに早く就寝。
夏も咳が止まらずにその教訓から体調管理には禁酒を行ってきた。今日は鼻のむずむずが我慢できずに耳鼻科に行って来ました。
一週間分の薬を処方してもらい、治療費3930円と薬代2840円の計6770円の出費です。薬はおなじみの点鼻薬、せきどめ、抗菌剤、炎症止め、等々です。
ついつい治療中に耳もおかしいと口走ったために難聴の検査と鼓膜に空気を入れる治療も追加して治療費はいつもの倍になった。この治療がまた痛い。子どもが悲鳴をあげてないているが、大人の私はそうはいかない。
痛い思いをしたが、おかげで、スッキリしてきた。明日は板橋区の賀詞交歓会がある。そのあと3日の家内の誕生日をささやかにお祝いするつもり。もちろん禁酒で！
太平洋戦争
かぜを引いて鼻が痛くて眠れないので懸案であった児島襄氏の太平洋戦争を読んだ。日本は袋小路に追い詰められ戦争に突入する。局地的には戦闘に勝利するが、情勢はどんどん悪くなり、奈落の底に沈んでいく。
また最初から最後まで、相手が何を考えているかわからない。例えば米国はドイツをたたくために日本を戦争に引きこもうとしていた分析もできていない。また、独りよがりで、視野もせまく情報も得ていない。日本はドイツと同盟を結んだが、この組んだ相手も悪い。
まさに国家主義という誤った思想のもとに愚かなリーダーに率いられた結末である。戦争の初期の頃は国民が湧きたち、寄付を盛んに行ったようである。愕然とした。今もこの国民性は変わっていないのではないか。
どんなことがあっても負けないという根性がありながら、最後は潔さを美学として自決、自爆する。この相反した考えと行動はどこからくるのか。何故、戦争を避けるために、その根性と忍耐力を使わなかったのか。全知全脳を傾けて対処できなかったのか。あらためて国家主義という誤った思想の無明を知る。
そして日本に生命を尊重する人間主義を掲げた政党、政治家の集団が存在する意義と役割を再考させられた次第である。
