読書

太平洋戦争

かぜを引いて鼻が痛くて眠れないので懸案であった児島襄氏の太平洋戦争を読んだ。日本は袋小路に追い詰められ戦争に突入する。局地的には戦闘に勝利するが、情勢はどんどん悪くなり、奈落の底に沈んでいく。 また最初から最後まで、相手が何を考えているかわ…

貞観政要の読み方

山本七平さんの貞観政要の読み方を読んだ。当たり前のことだが政治は民のためにあり、リーダーには率先垂範や徳行が必要だと書かれてある。また権力争いを起こさせぬために、後継者の選び方や人の見方についても賢人の振る舞いが紹介されている。ここから考…

中年以降

タイトルのエッセイをある議員の方から教えて頂いた。著者は曽野綾子氏である。 離婚した両親の一人娘として生まれ、複雑な家庭の中で人をみる目が備わったそうである。 マイナスの境遇をプラスにするもそうでないのも自身次第である。そういう事例がたくさ…

欲望する脳

今日はギリギリでアメリカ債務のデフォルトが回避された。ホッとひと安心した。 一昨日は議員総会が仙台で開催された。移動に夜行の高速バスを利用したが、ほとんどが学生さんの利用者でした。出発は新宿から。夜の新宿はホームに寝込む人や泥酔した人や、と…

養老孟司の無の思想

写真は徳丸6丁目付近。夕日に輝く桜が大変に美しい。 朝、街頭に出て挨拶をする。民主党も自民党も候補者の名前入りのチラシを通行人に渡しているが、これは違反行為ではないのか? 今日は大変にハードであったが、途中、ミニストップで、アイスコーヒーを…

養老孟司

今日は格好いいバイクを見かけ、自分も乗ってみたいと思った。また桜が徳丸の公園で開花した。 この1ヶ月で、養老孟司氏の超バカの壁、唯脳論、死の壁を読了した。 生きた人の命を預かるのが嫌で、臨床医ではなく、解剖医の道を選んだ氏の考え方は大変に参…

養老孟司の逆さメガネ

養老孟司の逆さメガネを読んでいます。バカの壁に続いて大変に面白い。氏は知識を得ることは自身が変わることだと言う。まさに多くのことを知ることは世界が広がることに通じると思う。その反面、オウム真理教を信じる学生が出た頃から人は知識は増えても人…

下流社会

三浦展氏の下流社会を読んだ。一歳年下の氏の文章を読んでいるとどことなく自分と同じ臭いがしたので、経歴を見ると同じセゾングループのキャリアであった。但し、氏は一橋大卒業であり、その後、三菱総研に入社している。 下流社会とは格差が広がるなかで使…

ばかの壁

夜西台地区の街角にイルミネーション7が輝いているのを見つけた。板橋区の特徴は大衆文化である。この区民の感覚を大きく育てていきたいものだ。 今日は役所で団会議のあと、大東文化大学に赴き、多文化共生の取り組みの意見交換を行った。わかったことは日…

上司は思いつきでものを言う。

第3回定例会が開催され、各党の一般質問が行われた。公明党は明日から登壇する。 朝、9時に区民相談があったので、役所に駆けつけたら相談者の方は来なかった。大変に心配した。やはりトラブルがあったようだ。夜電話をかけて励ました。綺麗なイルミネーシ…

書籍展。文化の日。

午前と午後に支援者の方と一緒に新高島平で開催している書籍展に参加した。 初日には気がついていなかった今井田勲の豆本コレクションと収容所で発行した雑誌「かがみ」の現品に感動させられた。 戦争と収容所という過酷な環境の中でも情報や知識、展望は人…

決算調査特別委員会

孫子の兵法を今熟読している。内容はあたりまえのことだが、その心構えは参考になりそうだ。例えば將に五危あり。必死は殺さるべきなりとあり、私のような心のゆとりのないものは大局の判断ができず犬死にしてしまうそうだ。 今日は決算調査特別委員会の質疑…

悲劇の人々

午前中保育の課題について電話があり、そのあと保育園の区民相談に出かけた。板橋区の保育行政は停滞しているのではないか。手続きも区民にとってわかりにくいものになってはいないか。区民相談の現場で実感する。 今日は体調が悪い。何か前進しなくてはと思…

西郷隆盛

海音寺潮五郎氏の西郷隆盛を14巻を読み終えた。約一年かかってしまった。理由としては文字が小さいので、目がショボショボして読むのが辛かったのがその理由。作家が西郷の西南の役の顛末を書くことなく逝去したので、大変に惜しい。それでも激動にあって…

50代から人生を愉しむ生き方

今日は斎藤茂太氏の「50代から人生を愉しむ生き方」をはじめ紺野登氏の「創造経営の戦略」等を読了した。また海音寺潮五郎の「西郷隆盛」も山岡鉄舟との交渉の件にはいりわくわくさせられる。 斎藤茂太氏の主張は「良く学び良く遊べ」。読んでいて大変に楽に…

感動する脳

今日、家をでる前に茂木健一郎の「感動する脳」という本をバスの中で、是非読んでとかみさんがこの本を貸してくれた。そして今この本を読んで、すっかりと感動した。感動することは脳が感動するのだ。心の時代と言われているのは脳科学の時代なのだそうだ。…

悩みをうまく転換できる人

毎日が楽しいことはないのかと思うようになったので、斎藤茂太さんの著作を読んだ。タイトルは「悩みをうまく転換できる人」。毎日を楽しくする秘訣は自分のミスでも良いから笑い話にしてしまうことだそうだ。お笑い芸人のように自分の悲惨で惨めなできごと…

心の栄養

ゴールデンウイーク期間は毎日歩いてまわり、ずいぶん日焼けをした。一方久しぶりに読書とテレビコンサートを楽しんだ。 今ナレッジマネジメントの理解を深めるために「リクルートのナレッジマネジメント」、「知識経営のすすめ」、 「ナレッジマネジメント…

人生談義

昨日は風邪で身体を休めていたので、松下幸之助氏の人生談義を読破した。その中で氏は有名な信長の「鳴かずんば殺してしまえホトトギス」、秀吉の「鳴かずんば、鳴かせてみせようホトトギス」、家康の「鳴かずんば、鳴くまでまとうホトトギス」の三首を引き…