養老孟司

e-namba2011-03-28

今日は格好いいバイクを見かけ、自分も乗ってみたいと思った。また桜が徳丸の公園で開花した。
この1ヶ月で、養老孟司氏の超バカの壁唯脳論死の壁を読了した。
生きた人の命を預かるのが嫌で、臨床医ではなく、解剖医の道を選んだ氏の考え方は大変に参考になる。
情緒的な考え方ではなく、リアリズムを追求するなかで、良く思索されている。氏は人は知識により、世界が広がり、変わると言う。逆に知識の詰め込みで人が変わらないのは真の教育ではないと、詰め込み主義の偏重を批判する。私もそう思う。
人は僅かの出会いでも人生が大きく左右されることがある。逆にいくら永く一緒にいても何の変化ももたらさない場合もある。要は自分自身である。
今日、ある激励した青年が今春教員になると聞いて大変に感激した。一瞬の出会いであるが、区議会議員になって本当に良かったと思った。しかし区議会議員であることが苦痛の時もある。
養老孟司氏の考えによれば、要はそのことをプラスにするかマイナスにするかは所詮自分自身だと言うことだそうだ。