人生談義

昨日は風邪で身体を休めていたので、松下幸之助氏の人生談義を読破した。その中で氏は有名な信長の「鳴かずんば殺してしまえホトトギス」、秀吉の「鳴かずんば、鳴かせてみせようホトトギス」、家康の「鳴かずんば、鳴くまでまとうホトトギス」の三首を引き合いに出して「鳴かずんば、それもまたよしホトトギス」と詠んだ。いわば自然のあるがままを受け入れる大きな度量が大事だと言うのである。氏の考え方には己が大宇宙の中で生かされている感謝の念が基本となっている。今日は朝、団の打ち合わせの前に二晩咳で苦しみ耳鼻咽喉科に駆け込んだ。咳は喘息の気配があり、詳しく診てもらうには循環器科に行って肺と気管支を診てもらう必要があるらしい。それにしても診療費1190円と薬代2630円計3820円の出費は痛かった。まだまだ大宇宙に生かされている境涯にはほど遠い。