西郷隆盛

海音寺潮五郎氏の西郷隆盛を14巻を読み終えた。約一年かかってしまった。理由としては文字が小さいので、目がショボショボして読むのが辛かったのがその理由。作家が西郷の西南の役の顛末を書くことなく逝去したので、大変に惜しい。それでも激動にあって泰然自若とした西郷の姿に感動した。一大事にあって西郷のように振る舞えることは男子の本懐だ。
テレビタックル民主党代表戦の街の声を紹介していた。悪人同士の戦いはヤクザ映画と同じだ。
両方の勢力争いは拮抗して、世論の支持が高い菅直人氏が有利に見える。しかしこの勝負は小沢氏が勝利するとみた。理由は小沢氏の方が菅氏より真剣に見える。二つ目は今回は万が一小沢氏が敗れても3月に菅氏が予算で頓挫して小沢氏が復活する可能性がある。その結果、どうせ小沢氏が復権するなら先を読んで小沢支持に回った方が得策と判断した様子見議員達が小沢氏支持に雪崩をうって反転するのではないか。
今回の代表戦では浅ましい人間の姿をさらしてくれるのをしっかりと見届ける機会だと思う。