渡良瀬遊水池を視察。

e-namba2007-08-10

 河川の平型ダムである渡良瀬遊水池を視察しました。この遊水地の計画は100年も前の明治時代にさかのぼり、足尾鉱毒の問題、谷中村廃村、カスリン台風の被害をえて現在のように形成されてきた。多くの犠牲と年月をかけて実現できた大事業である。そして現在は関東の利水、治水、環境保護の拠点となっている。思いもかけず板橋発祥の志村人参はこの遊水地で生き延びている。田中正造氏が村の青年達と語り合った谷中村廃村の跡地に佇むと氏の青年を育成する息遣いが聞こえてくるようでした。写真は環境保護の基礎となっているヨシ原の浄化施設です。午後の藤岡村では環境留学の実現について意見交換を行いました。