平成20年度一般参賀

 天皇陛下は「新しい年をともに祝うことをうれしく思います。年頭に当たり、国民の幸せと世界の平安を祈ります」と述べられました。そして朝まで生テレビの大晦日の再放送を見ました。年金問題防衛利権問題、薬害肝炎問題、サブプライムローン問題、農業問題等、政治経済の問題が多岐に論じられたが、結局は政治家と官僚の意識改革の問題だとの感を深くした。日本の大臣、政治家は官僚に対する人事権があるようで実は使うことができない。原稿も棒読み、自分の言葉で話すことができない。官のサボタージュに対して命令、管理することができない。国家でもそうだが地方議会でも同じである。本年は大いに勉強し、議論し言論戦で政治を動かすことが大事であると痛感した。またサブプライムローン問題が世界の投資家のマネーが証券から商品相場に広がっている結果物価が上がっている構図も良く理解できた。ならば投機マネーが商品相場に流れ込まないような政治の力が必要である。国会議員は世界の政治に大きく関与、寄与すべきではないか。政治家同士の足の引っ張りあいが、日本の政治を停滞させている。これでは官僚をリードできないのもあたりまえだ。地方もまたしかり。