中国の熱血先生

e-namba2008-07-06

中国で家が貧しくて学校に行けない子供達を自分の全てを捧げて学校に行かせている体育教師がいる。自身も兄や姉が身を粉にして学校に行かせてくれた恩返しをするつもりで行動しているという。この番組の最後に熱血先生は「人生には失うものもあれば得るものもある。私は子供達に全てを捧げてきたが失うものはなかった。」、更に「子供達に人生の意義を教えてもらった。私の人生で犠牲は一つもありません。」と主張された。大変に素晴らしい言葉だと思った。今日は大学の後輩達の集会に参加させて頂いた。クラブにおける中国語劇開始30周年で、その当時の経緯やエピソード、思いについて質問があった。私は中国語劇は中国の文化、伝統、習慣に直接触れる場としては最高の舞台だと思ったこと。また日中友好の人材育成のためにクラブには何としても中国語劇の導入が必要であったことを話しました。真剣に当時の話しを聞いてくれた後輩はその当時まだこの世にも誕生していなかった。そのことを考えれば本当に不思議なことであり、伝統と歴史の持つ力の大きさに圧倒される。後輩達が今尚、語劇を続けておられることに深く感謝せざるを得ない。ちなみに第一回目の語劇の演目は「べチューン」。カナダ人医師が中国の建国のために身をなげうって貢献した実在のドラマである。この演目の精神も今尚継承されて中国の発展のために後輩達が中国において活躍している事実は嬉しい限りです。写真は記念集会でトン汁とおむすびを用意しているところです。