サンデープロジェクト

日本の拠り所について討論していた。姜そんじゅさんをはじめ討論メンバーは主に地域コミュニティを上げていた。櫻井よしこさんは武士道を上げる。討論の中で憲法の前文には自由と権利の語句が多いが自己の責任と義務が少ないとのことが話題になった。今日本人の精神的な拠り所がどこにあるのか。アメリカのものをひたすら受け入れるばかりで、精神的な拠り所がないので、改革をやれといってなかみがない。アメリカは今失敗してオバマ大統領の演説に見られるように「神」と信仰を拠り所として団結と国民の責務を呼び掛けている。日本人は自分に自信を持っていない。だから中川財務相がアルコールに問題があるのはわかっていたが日本ではマスコミは取り上げなかった。しかし今回は海外メディアが放映することによって日本のメディアが流し出した。これは日本人が自分に自信を持っていない証左との話しになった。最後の結論は日本のよいところは歴史の中にたくさんある。それをみつめ自信を持って生きていくことが大事だと締めくくった。この結論は大変大事な視点だと思う。またテレビでパバロッティの活躍を紹介していた。パバロッティの父は同じオペラ歌手で実力があるのに緊張で震えて舞台では実力がだせなかった。パバロッティはその父の姿をみつめて言った。「舞台に恐れを持つのは当然だ。むしろ恐れを抱かなければプロの責任は果たせない。」素晴らしい言葉だと思う。自分も区議会議員になる時は大変な「恐れ」を持った。そしてその「恐れ」に真摯に向き合った。この姿勢は生涯持ち続けていたいと思う。