GDP伸び率3.7%。

日本の景気が、1年3か月ぶりプラスとなり景気の底われが免かれた。民主党は「官僚任せの政治に終止符を打つ。」としているが、今の支離滅裂な対応をみているととてもまともな政権運営ができるとは思えない。今回急に岡田幹事長が「首都高速阪神高速は無料化はしない。」と言い出した。やはり道路収入は必要なのでしょう。思いつきのその場しのぎで言ってるようにしか思えない。報道ステーション山崎養世氏VS猪瀬直樹氏の討論が面白かった。山崎氏の政策は「先ず高速道路を無料化にして景気対策を行い、民営化を進めよ。」という主張だ。一方猪瀬氏の主張は「現在の民営化のフレームをもっと推進して公団の借金を減らし、一般道路の予算は地方に移譲していくのが、現実的。」と主張した。山崎氏の主張はいつも鋭く私も大いに参考しているのだが、いかんせんその理論通りに実行するのは至難の技だ。何故ならばまた官僚の焼け太りになるからだ。山崎氏は今でも天下り天国で、実質国営と変わらないと主張した。ならばもっと民営化のスピードを上げて早く株式上場すべきではないか。猪瀬氏は「この民営化をやるだけでも大変な抵抗があった。また株式上場も視野に入っている。」とコメントした。抵抗が大きいのは改革が進んでいる証拠。天下りが根絶してないといっても実際に汗を書いて苦労しているのは誰なのか。一方山崎氏の手順では抵抗勢力の民営化の先送りの口実にされるだけではないか。