カンブリア宮殿

新興国が明かす日本のチャンスという番組を見ました。日本で倒産しそうな中小企業が中国で大儲けという内容です。日本の中小企業には技術がある。その技術を活かして中国13億のマーケットを開拓しろという。中国の大企業の下に日本の中小企業が活躍せよと説く。中国のネット検索企業百度バイドゥ)は世界第三位。六本木ヒルズにオフィスを持っている。広告を出せば一万人の集客は簡単に達成できるそうだ。
そしてインドの企業も日本に目をつけている。インドは教育費にコストがかからない一方で競争が激しい。日本のリーダーに何故若い人が出てこないのか?中国、韓国、インドには若手のリーダーが育っている。それは社会が劇的に変化しているから。またチャンスがあるから。しかし日本には60代以上のリーダーがほとんどだ。日本は成熟してリスクを負わなくてもうまくやれる環境も災いしているようだ。
郵政法案は先送りで攻防している。亀井大臣は党首の覚え書きをたてに政権離脱をほのめかして暴れている。小沢さんはお手並み拝見で上機嫌だ。小沢さんの複数候補の戦略には裏がある。自分の立てた候補が当選すれば自分の派閥の拡大で、共倒れになればなったで、自分の勢力が力を出す。こういう両面作戦なのではないか。マスコミよ。この小沢戦略を分析して暴いてみたらどうだ。
そして面白いことに郵政法案を今回の参議院選挙のマニフェストにするという。郵政選挙の再来だ。また荒井大臣、蓮舫大臣などの事務所の不正疑惑も持ち上がってきた。支持率急落もすぐ目の前だ。テレビは急に自民党をクローズアップしだした。マスコミはこの国を混乱させるのを意図しているのか、喜んでいるのか、わけがわからない。