沖縄・最終の医介輔

e-namba2010-12-09

徳丸一丁目のクリスマスイルミネーション3がきれいです。ディズニーランドにきたみたいです。
ヒューマンドラマスペシャルで沖縄・最後の医介輔の物語を見て胸が詰まった。しかし最後がハッピーエンドで終わって本当に良かった。医介補は沖縄で戦後の医師が足らない時代に地域で診療をすることを認められた制度だ。しかしどんなに人のために尽くして働いていても偽医師と呼ばれ中傷や批判、差別を受けてきた。その子供達も学校でいじめにも合う。
ある日、黒人のアメリカ兵に強姦された女性の妊娠の相談を受ける。もしかしたら愛する夫の子供かもしれないとして、命の大切さを説き、出産を勧めた。しかし産まれた子供はアメリカ兵の子供であった。絶望の中で、父親は失踪し、母親は自殺する。そして、主人公は偽医者に人は救えないと医介輔を止める決意をする。
その時、寺島しのぶが演じた細君の励ましは見事であった。「村の人はどこの誰よりも、あなたのことを信頼している。感謝している。そんな人に偽物はいない。」と励ました。そしてその子供は自殺した母親との約束どおり主人公が引き取り育てることになった。しかし成長した子供は出生の事実を知って「僕は生まれてこなければ良かった。」と言って家出をした。
ラストシーンでは家出をした青年が、成長して、幸せな家族を連れて、再会にやってきた。最後の診療がその青年との再会の場面で締めくくった。番組のインタビューでは「心から誠意を持って患者さんに接していかない限り医道とは言えない。」と紹介した。本当に感動した。どこか区議会議員の仕事と似ているところがある。
自分も今若い青年達との出会いを大事にしているが、まさにどんな絶望的な状況でも青年の存在は未来の希望だ。
今日も次代を担う青年達と出会った。若い人の成長が一番に重要だ。ただただ若い人達の道を切り開く。自分はそのために働く。
民主党がもめている。内部分裂は必至だ。公明党として、国民のための確固たる方針を持って、崩壊後の展望を持たねばならない。