沈丁花の季節

e-namba2011-03-30

今日のお昼はサティのスターバックで1100円の昼食を取った。それがこの写真のメニューだが、どうみても500円の価値しかみえない。しかし、このスターバックのソファーは魅力だ。僅か45分程度だが、誰にも邪魔されず、腰の疲れを癒やすこのソファーには残り600円の価値は十分にあると思う。しかし、今日は知り合いの方から急遽区民相談があり、全ての時間を費やすこととなった。これもまた良いではないか。
私は3月の沈丁花が咲く季節が一番好きだ。全ての生命が胎動するこの季節を象徴する甘酸っぱい香りの沈丁花の花の匂いは、自身が大学に合格した思い出と同時に希望を運んでくる。その思い出が自身の大きな励みとなっている。
しかし今年は、自分の甘い思い出を完全に打ち砕いた痛恨の季節となった。これからは亡くなっていった方の無念を未来に拓く決意の季節としたい。
我が家では長男の光一が一人暮らしの準備を進めている。大学進学の支援は今年限りで、家賃と生活費を含めて自分で完結するように言い聞かせてある。失敗すれば大学中退、転落と挫折の日々は目に見えている。しかし我が家にとっても賭けであるが、愚息が人間的に大きく成長することを祈り、勝負に出ざるを得ない。それは自分自身がそうであったように、どこまでも可能性を信じてあげることだと思う。