議員ボランティア化について

議員ボランティア論に対する自分の見解を少し。自分自身は議員はボランティアが相応しいかどうかは、「国民が決めるべきものであり、そう判断がなされたら、そうすべきである。」と思っています。
 報酬が貰い過ぎかどうかも国民が判断すべきであり、恐らく国民としては「報酬は限りなく0に近くて、国民のために誠心誠意働いてくれる人が良い。」と思っているのは事実で、私も議員でなければ同じようにそう思うと思います。
 地方議員の報酬はいわゆる条例で決められており、国会議員のように法律で定められていません。お手盛りと言われればそうですが、何故国会議員が法律で保障されて、地方議員が法律で保障されていないのか、大変に気なるところです。同じ議員であるならば、国会議員のように法律で定めるか、もしくは国会議員もボランティア化すべきと思います。
 仮に国会議員がボランティアになったらどうでしょう。官僚民主主義国家ともいうべき日本国にあって、今でも官僚に対して発揮できない指導力が十分に発揮できるかどうか疑問です。
 地方議員をボランティア化することは国会議員よりも簡単ではあると思います。しかし、国と同じような官僚組織である地方公務員に対して、ボランティア議員だとどれだけ指導力が発揮できるでしょうか。私が想像するに、議会を夜間に開催するだけで、膨大な残業費がかかり、区民の相談や陳情も窓口で門前払いのケースが続出すると思います。(今でもかなり多いですから)