続堀江メール。

民主党の永田議員が全面的にメールが偽者であることを認めて謝罪した。大変に良いことだ。率直な気持ちとして素直に謝られるとそれ以上問題にしたくなくなるのが不思議だ。いわゆる水に流してということだろうか?しかし、水に流してよい事と、そうでないことがある。この件では政治、政治家に対する不信は増幅されたままだ。話は変わるが、その時歴史は動いた「廃藩置県激動の内幕」を見て感動した。番組の最後で木戸孝允の言葉が紹介された。「感情胸を塞ぎ、知らずして涕涙(ているい)下る」。即ち廃藩置県断行の日、平伏拝聴する元の主君である藩主の毛利元徳の姿を見て感動で涙が止まらないというのである。名誉と地位のある自分の主君が大義のために頭をたれて平伏する姿に感傷を乗り越えた大きな感動に包まれたのであろうか。そして維新の改革は何と多くの人材に支えられていたことか。今政治に求められているのは志と情熱。それを示す行動だと思う。この政治不信を変えて行く日々の地道な行動を改めて心に期した。