偽メール問題。

 前原執行部が総退陣となってようやく永田氏が辞職した。遅きに失した。民主等の調査報告にもフリー記者西澤氏へ1000万円提供の話も出ていたようであるが、これまたお粗末な話だ。
 いつから政治はスキャンダル合戦となったのであろうか?マスコミの責任も大変に大きいと思う。そしてまたマスコミの話題が今度は民主党の代表選へと移っている。誰を担ぐか?暫定にするのか?これまたどんどん深みにはまっている。この迷走はもはや民主党分裂、解体の行き着くとこまで行くかも知れない。
 一方で事件、問題は絶え間なく起こっている。少子高齢化、防犯等安全の問題、所得格差、外交、財政等課題は山積みである。この政治不信を取り戻すにはあたりまえのことながら政治家が目の前の課題に全力で取組み、行動で示すしかない。私はパフォーマンスが嫌いである。政治家はパフォーマンスではなく、自分の頭で考え、そして足と行動で着実に実績を上げることが求められている。