第68回全国都市問題会in札幌。

e-namba2006-07-20

 第68回全国都市問題会議に参加しました。第一日目は基調講演に国際日本文化研究センター教授川勝平太氏が登壇。氏の基調講演はこれからの日本のありようを展望する上で、大変に興味深い内容でした。
 日本を海の洲、山の洲、森の洲、野の洲に分けて、それぞれが連携を取って特徴を持って発展する地方分権の時代の展望を披露。日本は今後30年間で、幕末の黒船来航から明治維新を迎えたように劇的な地方分権の変化の時代を迎えると主張されている。
 デフレ不況によるこの10年を「失われた10年。」ではなく、日本人がようやく日本の持つ景観の美しさに気づいた10年と分析。経済的に世界のトップにたった日本の次なる目標は美しい国土と、そこに住む人の豊かな心の育成が大切だと思いました。