彦根市に行政視察に行ってきました。

e-namba2006-09-05

 人口11万、鳥人間コンテストも行われている彦根市に行政視察に行ってきました。視察項目としては彦根市の都市計画街路整備事業と都市再生土地区画整理事業について勉強してきました。都市計画街路整備事業で完成した「夢京橋キャッスルロード」は住民の創意工夫を活かして、彦根の城下町のイメージをそのまま再現するために、権利者全員が参加する検討会を設立して、見事、街並みを統一させた通りを実現させました。
 一方で、土地区画整理事業で誕生した四番町スクエアは大正ロマン溢れる和洋折衷の街並みが完成していました。ここの街づくりの特徴は一度、再開発に失敗した商店街の若手経営者達が、シャッター通りになっていく商店街に危機意識を持ち、僅か13名の人数から波動を起こし、0.5haの商業集積から1.33ha総事業費39億の事業にまで発展させ、株式会社を設立して取組んだことです。この事例はこれからの商店街活性化の模範のモデルとして必ず脚光を浴びると思うくらい素晴らしい。大変に涙ぐましい話でした。商店街関係者の方にとっては必ず勉強になると思います。両事例とも天晴れ、住民パワーです。ブログの写真は夢京橋キャッスルロードでとりました。