エコポリスセンターの環境講座。

今日の講師は樹木医であり、森林インストラクターの石井誠治さん。エコポリスセンターでの講演のあと、前野公園に出てフィールドワークを実施しました。さながら質の高い自然観察講座のようでした。なにげない公園でもけやきの枝がしだれ柳のように垂れ下がっている姿を見て、木が苦しんでいるとの説明がありました。落葉樹は落葉が始まる頃に剪定してあげるのが木のためには良いそうです。これは道理だと思いました。シデコブシの木はもともと岐阜瀬戸地方の粘土と水を通しやすい層がサンドイッチになっている特殊な地層で繁るきであることを教えて頂きました。曰く都会の公園は植物の競争原理の働かない温室だそうです。説明を聞いたあと、けやきの木の大変苦しんでいる声が聞こえるようでした。