安倍総理辞任。

安倍首相が辞任を表明した。会見では眼かうるみ涙をこらえているようにも見えた。大変に悔しいでしょう。無責任でもあり、気の毒でもある。不思議なことにアメリカだけでなく中国が安倍首相を評価したコメントを出したことに心が救われた。中国には武士の情があると思う。松岡農相の自殺もそうだが政治は厳しく非情な一面がある。責任を投げ出す。過去には村山政権が予算を作成しながら成立させることなく投げ出したケースがあるそうだ。このことにより、世界に対して日本の政治的風土として途中で投げ出すということがあるという評価がなされた。信用失墜とはまさにこのことだ。それにしてもマスコミのスキャンダル報道合戦で次々に大臣が止め、最後に首相がやめた。その結果日本の信用が世界で失墜した。一番心配なのは最後の結末のつけが国民に降り懸かってくることだ。もうさすがに党利党略とマスコミのポピリュズムは見直したほうが良いのではないかと思う。