飯田市視察第二日目。

e-namba2007-11-09


朝9時から第二日目の視察がスタートしました。先ず飯田市の環境マネジメントについて情報を収集しました。ISO14001を参考に市独自の環境マネジメントをボランティアで無料で実施しているのは注目すべきものがあります。国際認証ISO14001を取得するには年間200万円の登録料が必要です。市独自の認証システムは無料でステップアップできるシステムで市内の中小企業や高校も気兼ねなくチャレンジできます。その後飯田市の再開発、人形美術館を視察。再開発も市が投資したマネジメント会社を設立し、市に必要な施設を整備。赤字になることなく見事に黒字化を実現するとともに市街地に人の賑いを取り戻したことは大成功である。Iターンの事業にもちからをいれている。再開発では6世帯がIターンした。累計50人になったそうだ。人口10万人。高齢化比率30パーセントの自治体のチャレンジは続く。それに引き換え都会は恵まれている。僅か二時間で着いた名古屋との都市インフラの違いをどう説明したら良いのだろうか?日本はもっと交通の利便化、農業の復権を真剣に考えるよう舵取りを大きく切らねばならないと思った次第である。これは中国も同じではないだろうか?写真は飯田市の人形美術館でとった関羽雲長の写真です。