国技をつぶす気なのか?

猛烈な暑さでまた朝5時に目が覚めた。朝ズバをみていたら、みのもんたさんが横綱白鵬の発言はけしからんとテンションが上がっている。それにつられてまわりのコメンテーターが同調する。暴力団とのつながりは断じて許すものではない。しかし、皆がおかみになって懲らしめなければならないという風潮には正直やりきれない。
この問題についてはテレ朝の大澤弁護士のコメントが一番正鵠を得ているのではないかと思う。つまり恐喝を受けたものが重い処分を受けるのであれば、恐喝を行ったとされる闇社会の人間のますます思うツボになるという指摘だ。大澤弁護士は暴力団が関与している胴元の人間こそが厳しく罰せられるもので、しかもこの人間はまだ罪が立証されていない。胴元がばっせられなくて恐喝を受けたものが厳しい処分を受けるのは本末転倒。バランスがとれないと指摘している。私もそう思う。
テレビをみているとマスコミは国技を自虐的につぶしたいのかと思う。相撲中継は別にそんなに興味はないが、世界の多くの人の楽しみを奪う権利はないと思う。白鵬にはこんな風潮には屈しないで是非頑張ってもらいたい。真に国技を守っている大横綱の姿だと思う。
今日は雨のなか大変に疲れた。昼食に入ったラーメン屋で手帳を忘れていた。真っ青になって焦った。議員という仕事は本当に心臓に悪い。
そんな時、カミサンから長女の留学先が厦門(アモイ)大学に決まったとのメールが入った。北京でないのは残念。しかし、街はきれいで、年中春の天気です。水よし空気よしのリゾート地で、私がお金がなくて一度も行くことができなかった中国のあこがれの街です。そういう意味ではお姉ちゃんは運があると思った。