「どどん、が、どん」。

e-namba2006-04-16

 本日は日本民謡櫓太鼓「鼓道」の練習に参加しました。小学生から70代の人まで、50名以上が参加し、皆一生懸命練習に励んでいました。大体一年間かけて、見習いから初級に上達し、その後2年程度かけて中級に昇級。上級になって八木節が打てるようになるまで、5年くらいかかるそうです。
 和太鼓の一番最初に覚えるリズムが、「どどん、が、どん」。1時間ほど私も練習しました。このリズムのあと、「か、か、か、か、」と4回太鼓のふちを打つのですが、今日は何回打ってもできません。やはりすぐには誰も打てないそうです。
 太鼓を打っていると無心になります。汗がでます。リズムにのるとお祭りの賑やかな雰囲気になります。なぜこんなにも多くの人が参加しているのか。実際にやって見てこの太鼓の魅力がわかるような気がしました。
 この団体は全く打てない人が打てるようになり、太鼓の魅力を上手に教えています。老人施設や児童館、学校、町会などで発表したり、地域に貢献しています。人を楽しませながら自分も楽しんでいます。高齢者の人は健康になり、若い人は太鼓の上達と共に自身も成長させていきます。生涯教育の大切さを実感しました。