熱血先生登場。

e-namba2006-04-23

 志村四中にサッカーの熱血先生が異動してこられた。何でも板橋では一人しかいないA級指導員だそうだ。そして今後の部活運営方針について説明と協力の依頼があった。なんと区立中学でありながら、全国大会を目指したいのだそうだ。そのため、身体作りが必要で、朝ごはんをしっかり、牛乳も毎日飲ませてと家庭への協力依頼があった。
 なぜ公立中学のサッカーは弱いのか?戦術面からの丁寧な説明があった。殆んどの中学校がキック&ラッシュ戦法で単純にロングボールをゴール前に放り込んで、偶然的なゴールを誘発する戦法だそうだ。この戦法とは逆にポゼスション戦法を取り入れるそうだ。この戦法は短いパスを出しながら前に出る戦法で、個人のボールをキープする力がないとすぐ敵に逆襲される戦法だそうだ。しかし、確実にレベルアップできるので、長期的には大変に効果があるそうだ。大変に論理的だ。
 これからは月曜日は休み。水曜日は長距離20㌔走り、筋トレは週三回。そして学校の学習のレベルアップにも積極的にアプローチするそうだ。勉強できずしてサッカーは出来ない。勉強の面談をやるので学習面は心配しないでと自信を持って話された。大変に有難いことである。
 公立校の部活動は私立高校と違って制限がある。学校が遠征や合宿などの部活動はできない。しかし保護者が自主的に積極的に進めるのであれば、先生はボランティアとして参加できるのだそうだ。確かに教育は誰かにお任せでは取組めない。
 ここまで部活に打ち込む先生の存在は珍しい。普通の子が、普通に努力して可能性をどこまでも開かせて行きたいのが教育方針だそうだ。自分の子供がハードな練習についていけるだろうかとの不安もある。一方で熱血先生の真剣な思いも受け止めたい。結論としては親として子供の可能性を信じてできる限り応援していきたいと思った。
 写真は今日の朝、突然飛行船が飛んでいた。いつもと違う光景なので撮影しました。