地域ブランドの申請が殺到。

 改正商標法が4月からスタートし、申請が殺到している。新たに「地域団体商標」制度が設けられ、全国的には知られていない特産品であっても「地名+商品名」での商標が加入の自由が担保されている協同組合に限って申請、取得できるようになったからだ。
 特許庁が最初の10日間で申請された324件を分析した結果、都道府県別では京都府の109件がもっとも多く、2位が沖縄県の26件となっている。具体的なブランド名としては京友禅京野菜の数々を申請している。全国的にも山形牛、飛騨牛近江牛松阪牛、神戸牛なども申請されている。
 板橋にもこの地域発のブランドが発掘できる。板橋は江戸工芸品の宝庫であり、実は野菜にも全国に有名な品種がある。江戸時代には板橋の清水権右衛門、伊勢屋孫兵衛が板橋、北区、及び練馬の野菜の種を全国に販売するアグリ事業の先駆けを行っていた。その中で、練馬大根以外にも全国ブランドのものがあったのである。詳しくは又6月議会の一般質問にて言及したいと思います。