日中友誼農場開園31周年記念の日。

 私の日中友好と人生の原点の日である6月26日。日中友誼農場開園31周年を迎えました。31年前のこの日は私が19歳の時、初めて創立者池田先生と懇談していただいた忘れえぬ日です。創立者池田先生は私達日本人学生と中国からの留学生に対し、子の代、孫の代までの子子孫孫の友情が大事であると当時の青年に日中友好の未来に期待をされました。そしてその時参加した中国人留学生のメンバーは中国を代表する人材に成長され、日本人の学生も様々な分野で活躍しています。
 本日付け聖教新聞に掲載してある小説新人間革命では中国の李先念副首相との会談の模様が書きつづられていました。組織の官僚主義を打ち破るには何が必要かとの問いかけに。李先念氏は「人民に奉仕」する精神を前提に「大衆による批判と自己批判が大事である。」と答えられたそうだ。まったくその通りであると思う。
 現在の私にあてはめれば「地域の声に応える自分とその経緯の中で失敗に対する教訓をどのように生かしていくか。」ということだと思う。地域の声に応えるという姿勢は地域の周りの人達への奉仕につながる。奉仕を貫くには更に勇気と挑戦する心が必要である。そしてこの勇気と挑戦する心の原動力は多くの方から支えていただいている報恩と感謝の心ではないだろうか。
 おかげさまで今の私は多くの方の声を聞きながら日々挑戦の人生を歩まさせて頂いている。そして創立者池田先生のような、人に尽くす報恩の生き方を自分の行動を通して地域の自分の周りで示して行きたいと思っています。