五年一組小皇帝の涙

NHKスペシャル「五年一組小皇帝の涙」という番組をみた。中国の加熱する競争社会の中で小学生が泣いている。親はどんなに頑張っても褒めてはくれない。また病気になっても休ませてはくれない。先生が親子対話の集会を持った場面で子どもが泣きながら訴えた。しかし殆どの親は社会に出ると点数と成績で評価されてリストラされてしまうから今頑張るのは結局は自分のためだと力説した。誰も子どもの言い分をを擁護しない。中国は大変な競争社会だ。これでは子どもが壊れてしまう。多様な価値観を皆が持たねばならない。このままでは今の日本の社会のように急速に心の病で蔓延した社会になってしまうのは間違いない。