トレサビりティ

食の安全。トレサビリティの現状理解のために神戸の高見沢牧場を訪問。生まれて15日目のメスの子牛が愛らしい。この子牛は三日だけ母牛と一緒でその後は伝染病に備えて個体管理されています。毎日ミルク3リットルを与えられています。血統が良いので母牛として育てられてその後はやはり食用になります。他の一般の牛は寿命24年間をまっとうすることなく最大36ヶ月肥育でその使命を終えます。大人の牛にはオーストラリアとアメリカから輸入した無農薬の飼料が与えられています。生産者の社長は「この仕事は利益だけでできるものではない。牛達が人間の身体の中に生きている。」と感謝して取り組まれている。日本の農業や畜産の技術は後世に残して行く政治が必要である。