板橋歴史探訪。しばし板橋の歴史を想う。

e-namba2006-02-23

 おもてなし講座も4回目をむかえ、本日はバスによる区内の見所をまわりました。
コースはグリーンホールから出発し、安養院→赤塚城址・不動の滝→乗蓮寺松月院→車窓から高島平・志村一里塚・南蔵院とまわり更に→縁切り榎→板橋とのコースを辿った。
贅沢にもコースを巡りながら区の学芸員の方のガイドを受け大変に充実した見学でした。板橋は歴史的な素材の宝庫であることは間違いない。しかし歴史の表舞台にでることは少ない。アピールも又乏しい。これから板橋の歴史的素材がつながりあって、大きな流れとなり、平和を愛する庶民文化の栄えた街としての個性が確立されることを期待したい。
 最初に訪れた安養院は1257年鎌倉中期に北条時頼により建立されたと言われている。鎌倉時代の時の権力者が全国行脚しながら天下の太平と心の安穏を祈って建立したのであろうか?この時代に先駆けて200年まえに板橋で田遊びという豊作を願う行事がはじまり1000年になる。そしてその行事は国の無形重要文化財にも指定されている。言い換えるならば如何なる世の乱れにも民の豊作と平和への希望の行事が今に絶えることなく伝えられているといえないだろうか?