NHKクローズアップ現代。変わるか公共施設。

 本日NHKクローズアップ現代という放送で板橋区の体育施設が紹介された。板橋区は区立の体育施設の運営に民間の事業者に管理運営を代行させる指定管理者制度を選択したのである。そのことによって運営コストが1億数千万円節約された。運営時間が5時クローズから夜11時まで延長され、会社帰りの区民が利用できるようになり利用人数が二桁で増加した。施設で行っていた講座のメニューがヨガやエアロビクス等、人気のある内容に変更になり、コマ数も増えた。区民サービスが向上し、税のコストの効果が最大限に活用できたことは大変に喜ばしい。一方で心配なのは事故が起こることである。運営時間が拡大しているのである。事故の起こる時間と機会も同時に拡大しているのである。万が一事故が起こればそれこそ民営化が原因であるとヤリ玉にあげかれない。
 実は体育施設の指定管理者制度変更で私が一番嬉しいことは民間の若い人の雇用の拡大ができたことなのである。テレビの放送で気づかれたでしょうか?雇用の機会が官に独占されていたものを民間にも開放したのである。これこそワークシェアリング。雇用の機会、収入を若い人に再配分し、経験を積むチャンスを生み出しているのである。あとはこれら若い人がキャリアを積み収入が大幅にアップするような景気回復と仕組の構築を実現させたい。