クローズアップ現代・日中国際結婚の陰で

 今日の朝は見守り隊として徳丸小学校の児童の登校を自転車で廻りながら見守っていました。こうして注意して見守っていると、横断歩道や、階段、坂、崖など、危険箇所も随分目に付くものです。毎日無事で登校することは本当に有難く感じた次第です。又多くの方が見守り隊で表に出ていらっしゃいました。大変に有難うございます。
 その後、学校の大規模改修に関する議案説明会が開催されるので、役所に行きました。若木小学校、桜川小学校、赤塚三中などの工事案件を審議するための説明会でした。今後学校の改築や大規模改修にかかる費用は10年間で約470億円。そのうち板橋区で負担する費用は一般財源所要額254億円(区債116億円)必要になります。そのため毎年約17億円程度の積み立てを行いながら改築、大規模改修に備えます。
 話は変わりますが、NHKクローズアップ現代、日中国際結婚のルポを見ました。>>引用そこでは日本人の国際結婚は年間3万組。15組に1組が外国人と結婚する時代だそうです。特に急増しているのが日本人男性と中国人女性の結婚で年間1万2千組。しかし、その3分の1が離婚するなどうまくいかないケースも増えています。花嫁の孤立、失踪・・・。電話相談をしているボランティアには追いつめられた中国人女性たちの悩みが寄せられる。さらに深刻なのは子どもの教育問題。子どもが日本語を覚えるほど、中国人母が家庭内で孤立し、そのため就学拒否するケースまであるそうです。一方で、地域ぐるみで中国人妻を支え、地域にとけこませようと努力するところも現れたそうです。<<
 日本人と中国人は東洋人で顔は良く似ていますが、伝統、風俗、習慣は大変違いがあります。中国では考え方は合理的で、日本のように情緒に流されることは少ないようです。しかし、合理的だからと言って、情の面では日本より大変に熱いところがあります。日本のようなさわらぬ神に祟りなしというような消極性はありません。日中平和友好条約が調印されて28年。相互理解はまだまだです。
 板橋区ではボランティアの日本語教育は他区と比較しても大変に活発に行われている心の温かい区です。この板橋区の良さをもっと活かして23区で一番日本語教育の進んでいる街にして行きたいです。