北京語言学院バレーボール部同窓会。

 北京語言学院バレーボール部の同窓会で集まりました。25年まえ当時の北京青年女子バレーボールチームとの試合の模様がビデオに記録されており、その映像がDVDに再収録されたので急遽集まることになりました。そしてしばし当時の試合模様を見ながらクラブでの思い出話に花が咲きました。
 北京語言学院チームの編成は日本語を勉強している日本語科の中国人学生、フランス語科の学生、チュニジアの留学生、日本人留学生との混合部隊である。かたや北京青年女子バレーチームはナショナルチームを目指す青年代表のチームである。
 DVDに北京語言学院の野外のバレーボールコートが映し出された。コートのまわりにはたくさんの学生の観衆が来ている。テレビ局もこの試合の取材に来ており、大変な賑わいになっている。そんななか自分の練習姿も記録されており、容姿にくっきりと時代の変化が映し出されている。先ず大変にスリムである。当時の体重58キロ前後で、今は78キロを超えている。そして髪の毛がふさふさしている。頂いたDVDに印刷してある北京青年女子チームとの記念写真の自分はどことなく自信がなさそうである
 このバレーボール部に私は1年弱参加させて頂いた。当然北京にきて初めて始めたので補欠である。しかしベンチでは誰よりも元気いっぱい声援を送らせて頂いた。前回の日記でも書かせていただいたが、志を持ってきたものの厳しい現実に自信を失いかけていた頃であった。このバレーボール部に入部して仲間として受け入れてもらい、大変に嬉しかったのである。
 遅まきながらその時にお世話になった感謝のお礼をようやく告げることができた。そして当時の中国人学生達とも共に同窓会を又開催しようと話が盛り上がった。大変に楽しい歓談を終えて、DVDの記念写真を改めてみたら、少し嬉しそうにしている自分が見えました。